タバコのヤニで酷い場合の原状回復工事
退去後、タバコのヤニでひどくてどうしょうもないといった経験はありませんか?
このようなケースでの原状回復工事についてお話しようと思います。
ガラス等、素材に汚れが染みつかない材質の場合はヤニ汚れを取るのはアルカリ洗剤で比較的簡単に落ちてしまうのですが、極端に汚い場合は通常のクリーニングだけでは落ちないケースも出てきます。
また、見た目はキレイになってもあらゆる部材に臭いが染みついて入居が決まらないといった事もあるかもしれません。あまりにも酷い場合は壁紙を剥がしても下地の石膏ボード等にまで染みてしまっていることもあります。
このような時は壁紙を張替えただけでは匂いはとれません。臭いを取り除く方法としてはオゾンガスで燻製脱臭するのが最も効果的かと思います。
また、ユニットバスやサッシ等に染みて変色してしまった場合はクリーニングでは落ちない事もあります。このような場合は浴室であれば浴室用のダイノックスシート等を張ってリニューアルする方法がお勧めです。
また、この場合一面だけアクセント張りにすることでただ単に原状維持をするだけでなくアップグレードすることができますので、入居希望者にとっても魅力のある物件になるのではないでしょうか?
2015年9月29日 2:19 PM | カテゴリー: お役立ち情報