原状回復工事後の空室対策(臭い)

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原状回復工事後の空室対策(臭い)

さて、もし、燃え上がる炎の中、消防士さんが霧吹き片手に消火にやってきたら、みなさんどう思いますか?

『アホですか?』

きっとこのように思うのではないでしょうか?しかし、多くの方がこれと同じような事を考えて行動しているのをご存知でしたか?
臭い
今回のテーマは原状回復工事の空室対策(臭い)についてお話しようかと思います。

1. ペット可の物件で退去後匂いがとれない(特に猫のオシッコの匂い)
2. マンション火災があって強烈な匂いが染みついて困っている
3. 前入居者の香水の匂いや生活臭が部屋に染みついている
このような時の対処の仕方についてです。

これらはハウスクリーニングだけでは匂いが取れません。
ほっといても換気をよくしていれば自然に匂いが消えます。ただ2年以上はかかりますが…。
このような時、マンションオーナーさんの多くの方が考えるのは嫌な匂いを消すんだから空気清浄器を設置して匂いを取ろうとします。あるいはファブリーズのような消臭剤や芳香剤を置いてなんとかならないかと考えます。
しかし、取れません…。火事で燃え上がっている所を霧吹きスプレーで消火しようとしているようなものなのです。一時的にごまかすことは出来てもしばらく時間が経つと元の嫌な匂いが戻ってきます。

軽度の部分的な場所に染みついている匂いであれば専用の脱臭剤で臭気レベルを低下させることはできますが、部屋全体に匂いが染みついてしまった場合は困難です。

では、どうするか。

オゾン脱臭機によるオゾンガス燻製法による脱臭です。気体ですので隙間の隅々まで行きわたります。

これはオゾンの酸化力で匂いの元から分解する方法です。そして、強力な除菌効果があります。直接、細胞膜を破壊するので薬剤等では除菌できない耐性菌にも効果があるんです。

例えば、マンション火災後の脱臭の場合、建物内部をスケルトンにした後、この方法だと約1週間ほどで臭気レベルをほとんど気にならないレベルまで下げることができます。2年以上かかるものが1週間ほどで脱臭できるのですから、この方法を知っているかいないかの差は非常に大きなものです。

しかし、無臭にはなりません。人間の鼻は非常に敏感でかすかに感じる程度は残っています。でも脱臭後に内装工事をしてコンクリート面を塞いでしまうので完成後はほどんどわからなくなります。

染みついた匂いの除去には結構時間がかかるものなんです。

それは、匂いの性質によるもので、匂いは有るところから無い所に移動するといったものです。つまり壁面表面の匂いを除去すると、今度はその奥に染みつていた過去の匂いが移動してくるのです。ですから、匂いの移動が無くなるまで続けなくてはならず、時間もかかるということです。

ちなみにうちには22歳になる猫がいて最近はよくトイレの場所が分からなくなってしまうのか、トイレ以外の場所でオシッコをしてしまいます。そんな時はすぐにふき取り、カルモア社のマイクロゲルRed&Blueという商品を使い、2ステップで消臭する消臭材を使用して匂いを消します。
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